内容紹介
横浜市大倉山記念館、横浜市港北区の中心に威風堂々とそびえ立つこの建物は、昭和7年(1932年)、実業家の大倉邦彦によって大倉精神文化研究所の本館として建てられたものです。大倉邦彦は研究所の開所式の挨拶で「今ここに建築の輪奐成ると雖も、それは堂構の美を以て誇りとするべきものではない...形式は信念の具象である。」と述べています。邦彦が建物と大倉山の敷地全体で表現した自らの信念、それはどのようなものだったのでしょうか。50年以上の時を経てテープからよみがえった邦彦の肉声とともに大倉山記念館を巡り、建物に込められたその想いに迫ります。